深港橋補修外工事
平成27年九州南部では6月から8月にかけて、平年のおよそ2倍の降水量を記録しました。
鹿児島県垂水市二川地区に位置する準用河川深港川においては平成27年6月24日に国土220号から約1km上流の山体斜面が崩落し、大規模な土石流が発生しました。
この土石流により220号においては、深港川を跨ぐ深港橋が被災したことから全面通行止めとなり、その後も大規模な土石流は2度(7月5日)3度(7月28日)と繰り返し発生し、その度に国道220号は通行止めを強いられたため、住民生活・経済・産業・観光といった各分野に多大な影響が及びました。
これらのことを踏まえ今後土石流が発生した場合でもできるだけ安全に通行できるように、応急組立橋を用いた迂回路が設置されました。深港橋は平成31年1月、約4年半ぶりに全面開通しました。
工事名
深港橋補修外工事
工事場所
鹿児島県垂水市大字二川外
発注者
国土交通省九州地方整備局大隅河川国道事務所
工事概要
深港橋【橋梁補修工(大断面補修工)橋梁補強工(PCケーブル工)仮橋・仮桟橋撤去工】・磯脇橋【仮橋・仮桟橋撤去】
竣工
令和2年2月
責任者
味園 英明
スタッフ
濵田 武洋 ・ 宮嶋 翼