「(仮称)HWCAⅢ新築工事」の地鎮祭に行ってきました。

「南生建設がホテルを建設する」と伺って、行ってきました奄美大島!

奄美大島といえば豊かな自然が評価され、昨年7月ユネスコ世界自然遺産登録にも登録されたホットスポット。現在はコロナ禍のため観光客の増加は限定的ではあるものの、コロナ克服の暁には国内外からの観光客増加、注目度上昇は必至。そこに新たなホテルを建てるということで期待は高まります!

今回、南生建設が手掛けるホテルは、奄美市名瀬港本港地区(マリンタウン地区)の「(仮称)ホテルウエストコート奄美III」。鉄骨造4階建て。

オーナーは、これまで2棟のホテルウエストコート奄美を運営してきた(有)アドヴァンスランドで、今回施工するのは3棟目のホテルです。

客室は40室(約100人収容)。ビジネス客はもちろんのこと、ファミリーユースとしても使えるよう全体的に広々ゆったりとした造りになるそうです。

また宿泊客だけでなく、1階に誰でも気軽に立ち寄れる飲食スペースやコワーキングスペースなどを備えた、いわばサードプレイスタイプのホテル

とても開放的な空間を設計したのは鹿児島市の設計事務所(株)エムズ・デザイン工房です。


 

どのような造りになっているのか、CGパースもいただいたので是非見てください。

外から入れる大きな階段が特徴的。共有スペースやバルコニーも広く、外の景色を眺めるにはもってこい。

この界隈は早朝から食事をとれる場所が限られていますが、こちらのホテルでは、宿泊以外の方にも朝早くから食事が提供できるとのこと。もはやホテルや飲食店、カフェなどの枠組みを取っ払ったスペースとも言えますね。

地方、特に離島という場所は飲食店や宿のサービスもまちまちで、慣れない旅行者は時にそれで疲れてしまうこともあります。しかし、こういう都会的な施設が地域にひとつあると、いざと言うときの「オアシス」として、地域の安心感に繋がるのではないでしょうか。もちろん島外から来た人だけでなく、島内の人にとってもくつろぎのスペースになるでしょう。

 

次ページでは、今回参加した地鎮祭の様子をお伝えします。

PHOTO LIBRARY現場レポート by小島健一
見学家小島健一が訪れた、鹿児島県の建設会社「南生建設」の手掛ける現場のレポートです。月に1度くらいの頻度で更新予定。