奄美の海を一望できるホテルサンデイズ奄美

先日、「(仮称)ホテルウエストコート奄美III」のことを記事に書きましたが、南生建設は同じ奄美市名瀬港本港地区(マリンタウン地区)でもう一棟のホテルも手掛けています。

 

それが今回ご紹介するホテルサンデイズ奄美(2022年12月25日オープン予定)」

名瀬港に面した鉄骨構造の地上10階建て。パーティなどもできる大きなレストランや、会議室なども有したホテルです。

私が訪れたタイミング(2022年8月)には大きな工事は概ね終わり、主に内装工事を行っていました。

 

訪れた時のことをご報告する前に、サンデイズ奄美が建つ「奄美市名瀬港本港地区(マリンタウン地区)」の変容を見ていただきましょう。

このマリンタウン地区は元々は港。2007年度から埋め立て工事がはじまり、2018年度に土地整備が完了。そして、現在各所で工事が急ピッチで行われており、まさにこれから発展していく地域なのです。

その中でも「サンデイズ奄美」は着工が早く、この地域でひときわ目立つ建物になっています。

 


 

 

それでは建物内部をご紹介しましょう。

こちらは正面玄関をはいってすぐのロビー。
この時はまだ仕切りやカウンターもなく壁紙なども貼ってないのでガランとしています。この空間がどのようなロビーに変わっているのか楽しみですね。

こちらは正面玄関から入って左側にあるレストラン。
とても広々とした空間で、可動式のパーティションを使うことで様々なイベントに対応できるそうです。

こちらは客室のあるフロア。内装工事の真っ最中という感じでした。

壁を作る人、配管工事、電気工事をする人などなど様々な職人さんが、設計に合うよう素材をその場で加工し施工していきます。

 

■ここから客室です

客室数206室のこのホテルにおいて、一番部屋数が多いのが約15㎡のシングルルーム。
右の写真はモデルルーム。1部屋だけできていたので見せてもらいました。
標準的なビジネスホテルといった感じですが、ベッドが大きく2名で泊ることも可能とのこと。

 

こちらはシングルルームの4倍の広さを誇るスイートルーム。
スイートルームは最上階の海も山もどちらも見ることができる場所にありました。

このホテルはビジネス用途だけでなく、観光客や披露宴のお客様など様々な人が泊れるように、シングルルームのほかに、ダブルやツイン、デラックス、スイートなどの部屋が用意されています。

 

あと気になった場所は「お風呂

各部屋にシャワー、ないしは浴室が用意されていますが、最上階にはサウナ付き大浴場も用意されています。奄美の海を眺めながらゆったり湯舟に浸かることもできます。朝焼けや夕焼けの時間に入ったら最高じゃないですかね。

 

 

と、今回絶賛工事中の様子をお伝えしましたが、このホテルの開業日は今年12月25日ということで、あと1か月を切っています。ですので、現在はあるほぼ完成に近い形になっていると思います。

 

奄美大島は昨年7月世界遺産に認定されました。現在はコロナ禍ということで、海外からのお客様はまだ少ないようですが、今年10月には「国際的な人の往来」も再開され、これからがいよいよ観光業の本番。

今回の「サンデイズ奄美」や、先日記事に書いた「(仮称)ホテルウエストコート奄美III」は、奄美大島の観光業を盛り上げる大きな要素です。

また奄美に行く機会があったら、このホテルがどのように仕上がったのか、また地域にとってどのようなホテルになっているのかを確認したいと思います。

 

↓こちらは「ホテルサンデイズ奄美」の公式サイトです。

現場管理:西松・南生建設工事共同企業体
写真と文:小島健一

PHOTO LIBRARY現場レポート by小島健一
見学家小島健一が訪れた、鹿児島県の建設会社「南生建設」の手掛ける現場のレポートです。月に1度くらいの頻度で更新予定。