鹿児島県立鹿児島南特別支援学校のできるまで-その2
以前、ご紹介した鹿児島市西谷山で建設中の「鹿児島県立鹿児島南特別支援学校」に再び行ってきました。
↓こちらは以前のレポート
今回は現場所長の加藤さんに現場を案内していただいたので、その映像を中心に現場をご紹介します。
こちらは動画でも紹介していた部屋です。
動画の中で語られていましたが、この建物は子どもの興味が色に惹きつけられてしまわぬよう”優しい色”で作られています。また、しっかり丁寧に作業することでメンテナンスに手がかからないように作っているそうです。
こちらは日常訓練室。
この学校に通う子どもたちは、普通の経験を積みづらい状況にある子どもが多いため、こういった部屋を使い、学校外で生活を送る際にパニックを起こさないよう訓練するそうです。
動画の中で加藤さんが解説していましたが、この建物は「鹿児島県産の木材」がたくさん使われています。
天然木なので、木の風合いはそれぞれ異なるため、あらかじめ似た色の木を分別することで、その場所に適した木を貼っていくとのことでした。
こちらは訪れた際に働かれていた方々です。
みなさん、いい建物を作ろうと真剣に仕事に取り組まれていました。
前回の訪問から4か月。
前回訪れた時はまだ内装もあまり進んでおらずガランとしていましたが、それと比べると随分工事が進んでいました。そして、この建物の完成は2023年1月下旬。
この記事が公開される頃には工事も大詰め。今ではもっと立派な状態になっているはずです。
そして、この学校が使われ始めるのは来年(令和5年)4月1日。もうすぐです!
今回の現場位置