⻄伊敷住宅45号棟 新築本体工事 vol.2

前回4月に訪れた「⻄伊敷住宅45号棟 新築本体工事」の続報です。

下記写真は2024年9月17日現在の現場風景です。
前回4月に訪れた際は基礎を作っていましたが、今回訪問した10月上旬には7階までコンクリートの打設が終わっていました。
この記事が公開される頃には8階まですべてのコンクリート打設が終わっている予定です。


■内部の様子

下層から1層ずつ建てていくので、下層に行くほど作業が進んでいます。
今回は上層階から順にご紹介します。

こちらは今から内部の工事を始める6階の部屋です。ガラんとしたコンクリート打ちっぱなしの空間がかっこいい。
このアパートには1DK(8戸),2K(16戸),2DK(8戸),3DK(8戸)の部屋があり、この部屋は一番多い2Kの部屋になります。

まずはどこに何を配置するのか計測します。

計測が終わったら床下の設備を整えます。
どの場所が何の部屋になるのかひと目でわかるように、床に直接「廊下」の「廊」や、「DK」など書き込まれています。この上に床板が貼られるので最終的にこの文字は見えなくなります。

こちらは部屋壁を作っている現場です。
部屋の規格に合うよう、その場で素材を切って壁を設置します。

下層階はだいぶ工事が進んでいました。
右写真は3DKの部屋です。カウンターキッチンもありオシャレな作りですね。

共用部(廊下)では部屋の工事と同時進行で窓枠の仕上げや電気工事を行っていました。

このように建築の工事はさまざまな業種の方が同時に作業を行い効率的に作り上げていきます。


■完成予想のパース

こちらは完成予定図。
今回の工事は手前の1棟になり、2025年度の入居を予定しているそうです。


■この現場で働く南生建設のみなさま

いい笑顔です。
穏やかで明るいチームの雰囲気が印象的で、現場の方々とも柔軟にコミュニケーションをとっていました。
そろそろ躯体も完成し作業も大詰めですが、工事の完遂を陰ながら応援しています。
どうぞご安全に!


今回の現場位置


施工管理:南生建設
写真・文:小島健一

PHOTO LIBRARY現場レポート by小島健一
見学家小島健一が訪れた、鹿児島県の建設会社「南生建設」の手掛ける現場のレポートです。月に1度くらいの頻度で更新予定。