平成31年度水産流通基盤整備事業 高度衛生管理型荷捌施設再整備工事(山川町漁業協同組合 外港荷捌施設増築工事)
【山川漁港の整備】 ⼭川漁港に上がる冷凍カツオやマグロは、背後加⼯団地で鰹節の最⾼級の本枯れ節等に加⼯したり、タタキ、ロイン・ブロックに加⼯されるもの、あるいは、カツオの頭等の残渣から⿂油を抽出し、県外の⼯場でDHAの精製に活⽤されるなど、捨てるところがないと⾔われ、多様な⾷品に加⼯されています。しかしながら、消費者の⾷に対する安全・安⼼に対する要請の⾼まりがある中で、当漁港は国が定める「漁港における衛⽣管理基準(平成 20 年6⽉ 12 ⽇付け 20 ⽔港第1070 号)」に定めるレベル1の⽔準に留まっているため、⾼度衛⽣管理型荷捌き所等の整備はもとよりソフト⾯と⼀体となった取組を早急に進め、衛⽣管理レベル3を⽬指しています。 衛⽣管理の強化に向け、安全で安⼼な⽔産物を供給するための地元協議会等も設置されており、将来的に、⽼朽化してきている各鰹節加⼯場等の改修も⾏い、地域⼀体となって衛⽣管理対策を推進し、輸出等の取組も検討されています。
工事名
平成31年度水産流通基盤整備事業 高度衛生管理型荷捌施設再整備工事(山川町漁業協同組合 外港荷捌施設増築工事)
工事場所
鹿児島県指宿市山川新栄町12
発注者
山川町漁業協同組合
工事概要
荷捌所/鉄骨造2階・管理センター/鉄骨造2階・プラットフォーム鉄骨造 平屋 /建築本体工事/電気設備工事/機械設備工事
竣工
令和2年11月
責任者
針山 俊郎
その他
南生・米盛・興南特定建設工事共同企業体